2月21日、WordPressの新しいバージョンがリリースされました。
ジャズボーカリストのBetty Carterにちなんで付けられたこの”Betty”、WordPress公式サイト、またはダッシュボードからの更新が可能です。
WordPress5.0に搭載されたブロック型エディタ、Gutenburg(グーテンベルク)が引き続き採用されており、更にサイト管理者や開発者にとってより高速で安全なバージョンとなっています。
新たに追加された機能
サイトヘルス
Image from WordPress.org
使用中のPHPのバージョンが古くなっていないかチェックしてくれる機能です。
お使いのプラグインが現在使用しているPHPに対応していない場合、WordPressが自動的にそのプラグインをインストールするのを防ぎます。
エディタのパフォーマンスの改善
Image from WordPress.org
WordPress5.0から導入されているブロックエディタ、Gutenburgのパフォーマンスが改善され、起動が早くなった他、入力もスムーズになっています。
次の5.2、 5.3のアップデートでも更に改善する予定とのこと。
開発者向けの新機能
開発者向けにも以下の機能が導入されています。
- マルチサイト・メタデータ
- Cron API
- 新しいJSビルドプロセス
など
詳しくは公式サイト、WordPress 5.1 “ベティ”のページをご覧ください。
更新するべき?それとも待ったほうがいい?
もし今お使いのバージョンが5.0であれば、更新するのもアリかもしれませんが、新しくリリースされたものにはバグがつきものです。
今のところ更新しなくても問題がない場合や、プラグインが新しいバージョンに対応していない場合などは、もう少し待ったほうがいいかもしれません。
もし更新する場合は、必ず事前にバックアップを取っておきましょう!